一、概要
本設備は当社が国外の洗浄塔設備の先進技術を吸収し、そして当社の数十年の製造実践経験を結合して、研究開発したガス浄化設備であり、塩化亜鉛業界の発生した塩素ガスを専門に処理する新型処理設備である。処理方式は浄化塔及び関連設備の湿式噴霧を採用した後、排出は『大気汚染物総合排出基準GB 16297-1996』基準に達した。
二、技術原理
塩素ガスはNaOHとのOH−反応であり、固体水酸化ナトリウムは遊離していないOH−が存在するため、塩素ガスを水酸化ナトリウム溶液に通さなければならない。
2OH-+Cl2=Cl-+ClO-+H2O
それを
Cl2 + H2O = Hcl +Hclo
Hcl+NaOH = NaCl +H2O
Hclo +NaOH = NaClO +H2O
*終連立方程式
Cl 2+2 NaOH=NaCl+NaClO(次亜塩素酸ナトリウム)+H 2 O
三、工程フロー
塩素ガス―給風段バブリング――**段フィルタ層(**段フィラー吸収段)――**段シャワーシステム―第2段フィルタ層(第2段フィラー吸収段)―第2段シャワー装置―旋回流送水器―遠心ファン―吹出キャップ―排風管―排空。
異なる条件に基づいて異なる設備の組み合わせを設計し、ユーザーの要求に応じて、PLC制御と自己制御計器を採用し、全過程で動作状態を監視し、基準値を超えて警報し、自動化管理を実現することもできる。
四、型式選択の説明
本システムはユーザーが提供するガス成分、流量、濃度、温度などの指標に基づいて設計を行う必要があり、ユーザーが以上の指標を把握していない場合、排ガス排出前の作業フローをはっきり説明し、当社の設計者が選択することができる。