一、構造特徴
脱硫塔は当社が開発した次世代脱硫装置であり、脱硫効率が高く、輸出排ガスは水を持たない。脱硫塔の材質は良質なガラス鋼ロール製円筒形塔であり、耐酸アルカリ腐食、耐摩耗、耐はく離強度が高く、耐用年数が長い。シャワー塔内に脱硫設備、すなわち噴霧システム、ミスト除去器、逆洗浄装置及びその他の補助施設などを設置し、設備の運行の信頼性を確保する。
二、動作原理
ボイラで発生した煙は除塵された後、ブロワ正圧でシャワー脱硫塔内に吹き込まれ(煙ガス入口は脱硫塔中部に設置されている)、脱硫塔の入口に予備降温システムが設置され、降温された煙ガスは脱硫塔に入る。塔内に三層高効率霧化システムを設置し、この区画空間には霧化器から噴出された粒径100〜300μmの霧化液滴が充満し、煙中SO 2と吸収アルカリ液が十分に反応し、二酸化硫黄を除去する。脱硫後の液体は脱硫塔の底部に落下し、定期的に脱硫塔に排出された後に設置された収集システムは、一定量のアルカリ液を適切に補充した後、循環ポンプを経て再び噴霧と配液システムに送り込まれ再利用され、脱硫剤は常に循環状態にある。
複数回循環後の脱硫スラリー排出後処理システムでは、脱硫後の煙が塔頂除霧器を通過する際に、そのガイド作用を利用して強大な遠心力を発生させ、煙中の液滴を分離し、同時に除塵除霧の効果を達成する。クリーンな煙*は最終的に基準を満たして排出される。
三、プロセスフロー図
四、脱硫塔の型式選択説明
本システムはユーザーが提供するボイラーの型番、石炭燃焼量、煙成分、煙ガス流量、温度、媒体濃度などの指標とユーザーの要求に基づいて設計を行う必要があり、すべてまたは一部のプロジェクトを請け負うことができ、当社は特定の計算プログラムソフトウェアを持ち、型式選択が正確で合理的であることを保証する。
五、使用分野
本システムは電力業界、鉄鋼業界、化学肥料業界、セメント業界及びその他の工業企業の排ガス汚染対策と環境改善に広く応用され、業務分野は排ガス脱硝脱硫除塵、二酸化硫黄排ガス再利用、ボイラー深度省エネ改造、汚水処理などに関連する。