FieldSolar-Fシリーズ全天候屋外分光放射器
典型的な太陽スペクトル放射照度測定の応用には、科学気象、気候観測、材料試験研究、太陽電池パネル効率と太陽エネルギー再生可能エネルギーの評価などが含まれる。オランダのAvantes社が発売したFieldSolar-Fシリーズの全天候分光放射器は、屋外のスペクトル特性を測定するツールです。
この一連の装置には、太陽の直射スペクトルを測定する2つのオプションのプローブ構成があり、1つの5度視野角の余弦補正プローブを介して1つの太陽追跡システムに接続され、もう1つの太陽総放射度を測定する(1つの全天光余弦受信プローブを介して)。またスペクトル範囲も必要に応じて選択することができます。
特徴:
1.新しい分光技術、1000以上のサンプリングチャネルに達し、より多くのスペクトル詳細を区別することができる、
2.スペクトルデータはNIM標準光源に遡及し、中国計量科学院の校正報告書を提供する。
3.非線形較正技術、応答の一致性が100%に近づくことを保証する、
4.自動的に太陽の昇降、降下時間に基づいて分光放射計を制御して放射照度測定を行う、
5.露光時間を自動的に最適化し、暗電流を差し引く、
6.大容量メモリチップを内蔵し、2年以上の年間スペクトルデータを保存できる、
7.無停電電源を内蔵し、航続時間は2時間に達する、
8.データの読み取りとメンテナンスシステムソフトウェアのためのネットワークポートを設置する、
9.専門の屋外恒温箱を備え、機器の動作温度が20 ~ 25℃で一定であることを保証する。
10.保護レベルIP 55。
技術データ
FieldSolar-1-F |
FieldSolar-2-F |
FieldSolar-3-F |
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スペクトル範囲 |
250 - 1100 nm |
250 - 1700 nm |
250 - 2500 nm |
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スペクトル分解能 |
1.5 nm @ 250 -1100 nm |
1.5 nm @ 250 -1100 nm 5.7 nm @ 1050-1700 nm |
1.5 nm @ 250 -1100 nm 15 nm @ 1050-2500 nm |
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スペクトルサンプリング間隔 |
0.6 nm @ 250 -1100 nm |
0.6 nm @ 250 -1100 nm 1.5 nm @ 1050-1700 nm |
0.6 nm @ 250 -1100 nm 6 nm @ 1050-2500 nm |
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波長精度 |
± 0.2 nm @ 250 -1100 nm |
± 0.2 nm @ 250 -1100 nm ±0.5 nm @ 1050-1700 nm |
± 0.2 nm @ 250 -1100 nm ±1 nm @ 1050-2500 nm |
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波長反復性 |
±0.1 nm@±10°C温度変化 |
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プローブ |
バックライトCCD検出器、2048画素、画素サイズ14 x 500 um |
バックライトCCD検出器、2048画素、画素サイズ14 x 500 um、512ピクセルInGaAsアレイ,TE冷凍 |
バックライトCCD検出器、2048画素、画素サイズ14 x 500 um、256画素InGaAsアレイ,TE冷凍 |
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信号対雑音比 |
525:1@ 250 -1100 nm |
525:1@ 250 -1100 nm 5000:1 @1050-1700 nm |
525:1@ 250 -1100 nm 4000:1 @1050-2500 nm |
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せきぶんろしゅつじかん |
2 us-20 s、自動最適化 |
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AD変換 |
16ビット、65536 |
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雲台角度範囲 |
水平0〜350°ピッチ0~90° |
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雲台位置決め精度 |
±0.1° |
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雲台繰り返し精度 |
±0.1° |
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通信インタフェース |
標準RJ 45メッシュ |
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動作温度 |
-40℃~ +65℃ |
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さぎょうしつど |
0~90%RH(結露なし) |
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電力供給方式 |
AC 220 V,50Hz |
注文情報
標準部品:
1、標準ネットワークケーブル、
2、全天光余弦プローブ。
オプション部品:
1.5°視野角太陽直射光余弦プローブ